ソロキャンプにおすすめの軽量テーブル!スノーピークのオゼンライトを徹底レビュー
- 2021.04.01
- キャンプギア
ソロキャンプやピクニックの必需品、皆様にとってはどんな道具でしょうか?
私にとって、アウトドアに出かける際に、絶対に必要な道具はチェアとテーブルです。居心地の良い場所に、お気に入りのチェアを置けば、更にリラックスすることができますね。
テーブルがあれば、食事の時に皿を乗せることができます。野外で無くしやすいこまごまとしたものを上に置いておけば、持ち物の整頓ができます。調理でバーナーを使う際もフラットな空間を作ることができるので、バーナーの転倒を心配することなく安心して調理ができます。
今回ご紹介するのはSnowpeak(以下スノーピーク)のオゼンライトです。組み立て式の軽量コンパクトなテーブルなので、キャンプだけでなく、登山やバックパックを背負っての旅にもストレス無く携行できます。その魅力をご紹介いたします。
オゼンライトのスペック
使用サイズ | 297×210×85(h)mm |
収納サイズ | 297×120×25(h)mm |
重量 | 270g(本体のみ) |
セット内容 | 本体、収納ケース |
材質 | アルミニウム合金、ステンレス鋼 |
使用サイズはほぼA4用紙と同じぐらいなので、コンパクトな机です。ファミリーキャンプには物足りない大きさですが、ソロキャンプでの使用やピクニックなどのちょっとしたお出かけには、あると重宝します。
驚くほど軽量でコンパクトに収納できる
オゼンライトの優れている点はコンパクトに収納できることです。使わないときは、天板を半分に分割して収納することができるので、A4用紙の半分ほどの大きさになります。しっかりとした作りの袋が付属しており、中に収納できます。
折りたたんだ時の厚みは25mmしかないので、バックパックにちょっとした隙間があれば収納することが出来ますね。
重量は驚きの270g!500mlペットボトルの水の半分ほどの重さです。片手で簡単に持ち上げることができます。
同じようなA4サイズのテーブルではSOTOのフィールドホッパーというテーブルがあります。SOTOのフィールドホッパーの重さは395gなので、オゼンライトのほうが125gも軽量です!
非常に軽量なので、登山や長期の旅行など、バックパックの中身の重さを1gでも削りたいシチュエーションでも、臆することなく携行することができますね。このサイズの机ならば、最軽量級の商品になります。
オゼンライトの魅力
シンプルで無駄のないデザイン
スノーピークの製品ほとんどすべてに言えることですが、オゼンライトもシンプルで無駄のないデザインです。個人的に、ステンレスのスリムな足と、均等に開いたパンチング加工が美しいと感じます。スマートな見た目なので、どんな道具とも相性抜群!写真に収めても見栄えが良い製品です。
生産は安心の日本製です。スノーピークの本社は金物の街、新潟県燕三条にあります。金物問屋から始まった会社なので、金属加工の美しさには定評があります。オゼンライトも、細部から職人の優れた技術を感じますね。
耐久性と安定性が抜群
オゼンライトは天板が2枚、足が2つの4つのパーツから構成されています。組み立て式で、ひとつひとつのパーツがシンプルなので、まず壊れることがありません。
テーブルを組み立てて、上に道具を広げた後に、使用する場所を変更したくなることもありますよね?
ポップアップ式や折り畳み式のテーブルの場合、上に物を乗せたまま持ち上げると、天板が折れ曲がってしまい、上の物が落ちてしまうことがあります。
その点、オゼンライトは安定感が抜群。組み立てると、ぐらつきが無く安定しているので、上に物を乗せたまま、使用する場所を変更することができます。
上に乗せた物が落ちにくい
オゼンライトの両サイドには5mmほどの折り返しがついています。この折り返しがあることによって、上に乗せた物が滑り落ちにくいつくりになっています。
アウトドでは地面が整地されていないので、いつでもフラットな場所でテーブルが使用できるわけではありません。オゼンライトならば、多少傾いた場所に設置しても、上に乗せたクッカーやカトラリーが落ちにくいので安心ですね。
パンチング加工のおかげで水はけが良い
オゼンライトの天板には無数のパンチング加工が施されています。このパンチング加工は軽量化のための加工ですが、水抜きとしても機能します。万が一、オゼンライトの上でクッカーやコップに入った水をこぼしてしまっても、パンチングの穴から地面に水気が流れてしまいます。水気や汚れを気にせずに使用できますね。
また、オゼンライトの脚の素材はステンレス、天板はアルミです。両方とも水による腐食に強い素材なので、屋外での使用も安心です。
焚火のお供にも使用できる
天板はアルミ製なので、熱にも強い素材です。木製のテーブルとは違い、焚火やバーナーの火にかけて熱くなったクッカーを乗せることができます。
耐荷重3kgなので、3kgまでの重さのものならば上に乗せることができます。ソロキャンプでの焚火の調理に便利な、小ぶりの鉄フライパンやスキレットなども乗せることができますよ。
オゼンライトの組み立てかた
ソロで使用するテーブルとして、非の打ちどころのないオゼンライトですが、組み立てるのに多少のコツが必要です。組み立て方をご説明します。
裏面を上にして天板2枚を並べる
裏面を上にして天板2枚を並べます。snowpeakのロゴがあるほうが表面、MADE IN JAPANとプリントされているほうが裏面になります。
足パーツを固定する
天板の端にある切欠きに、足パーツの長いほうの端を差し込みます。
長いほうの端を差し込んだら、足パーツの短いほうの端を引っ張り、天板の左右と中央にある、3か所の爪に足パーツを引っ掛けます。
反対側も同様に足パーツをはめ込んでください。
完成
足パーツを爪に引っ掛けるには、引っ張るのに多少力が必要ですが、女性でもかんたんに組み立てができますよ。足と天板がしっかり固定されており、ぐらつきが無いか確認してから使用してくださいね。
パーツがシンプルなぶん、ぱっと見ではパーツの並びがわかりずらいので、私は赤いビニールテープを貼って目印にしています。慣れれば1分ほどで組み立てることができますよ。
さいごに
スノーピークのオゼンライトは薄くコンパクトになり、非常に軽量です。公共交通機関を使って移動するバックパッキングスタイルのキャンプや登山にも重宝します。
荷物の軽量化を考えた場合。テーブルはアウトドアで、どうしても必要な道具ではないので、荷物から外れてしまいがちです。ですが、軽量なオゼンライトならば気軽に携行することができますね。
テーブルがあればフラットなスペースができるので、バーナーを使った調理がしやすくなります。食事の際には、上に皿を置くことができるので、衛生面でも安心ですね。
スノーピークのオゼンライトはシンプルなつくりなので、故障にも強く、デザインもこなれているので、飽きることなく使用ができます。いちど手に入れれば、長く愛用できる一品です!ぜひ手に取ってみてくださいね。
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