【ファミリー向け】キャンプでおすすめの遊び5選
- 2020.12.24
- キャンプ
キャンプをするときに、子どもに日頃とは違った経験をさせてあげたいと考えることありますよね。でもいざ考えると、どんな遊びをさせようか迷うことも多いです。
実は、キャンプ場にはキャンプならではの遊びが数多くあります。
なぜならキャンプ場は自然豊かな非日常的な環境であり、山・海・川・湖といった自然の理をいかしたアクティビティができるからです。
またそうした自然の環境でのびのび遊ぶからこそ、子どもは大きく成長できるともいえます。
ということで本記事では、キャンプ場でぜひ遊んでほしいおすすめの遊びをご紹介します。ぜひ家族でキャンプへ出かける際の参考にしてみてください。
キャンプ場で遊ぶとは?
キャンプ場とはいつも生活している町とは違い、森や林、川、海といった自然に囲まれた非日常の空間が広がっています。
しかもそこにはテレビもゲームもありません。そのため、家族でキャンプへ行くと用意してきた道具と環境をうまく使いながら、体を動かして遊ぶことになります。
しかしこれこそがまさにファミリーキャンプの醍醐味であり、子どもたちにとってのドキドキとワクワクが待っています!キャンプを終える頃には、また一つ大きく成長していますよ。
キャンプ場での遊びによって得られるもの
子どもたちは遊びの中でいろいろなことを学び、成長していきます。特にキャンプ場といういつもとは違う環境であればなおさらです。ぜひ子どもたちに思いっきり遊ばせて、次のような力を付けさせてあげてほしいと思います。
想像力
キャンプ場には見たことがないような景色が広がっていて、それら全てが子どもにとっては遊びであり、おもちゃになります!
例えば、大量に落ちている小枝や松ぼっくり使って新しい遊びを考えるかもしれないし、初めてみる草花に興味を持つかも知れません。
子どもが大きくなれば一緒に焚き火をするのもいいかもしれません。きっと火をおこす大変さを経験する中で、いろいろな試行錯誤を繰り返すことになるでしょう。
こうしたキャンプの中の経験から、子供の中に大きな想像力が育まれていきます。
社会性や協調性
キャンプに行くと、基本的には全ての行動を家族と共にしなければならず、また周囲にテントを張っている人たちのことも考えて行動しなければいけません。
例えば、キャンプのマナーとして夜10:00を過ぎると明かりを落として就寝し、しかも当たり前としてみんながそのマナーを守っていることを知ります。
また洗い場やゴミ捨てのルールなどがあり、次に使う人のことを考えて行動することの大切さを知るでしょう。
また食事の準備や片付けで家族の手が空く時間が少なくなるため、自分のことは自分でやったり、手伝いをすることの大切さも学べるかもしれません。
自立心
キャンプではいつもとは違った環境の中で、初めての経験を多くすることになります。
そのため子どもたちはいろいろなことに興味や関心をもち、自分でチャレンジしようという気持ちが大きくなるでしょう。
また危険な場面に遭遇するのも、またキャンプの特徴です。子どもたちはどうしたら安全にできるか、良い方法がないかと自然に考えるようになります。
キャンプではこうした自分でなんとかしようとする自立心が必然的に育まれていくでしょう。
キャンプ場でおすすめの遊び
次にキャンプ場でぜひ遊んでほしいおすすめの遊びを紹介します。
夏のキャンプ定番の遊び
生き物がたくさん見つかる川遊び
夏のキャンプでぜひやってほしい遊びが「川遊び」です。
同じ水遊びなら海でも湖でもできますが、川遊びには次のような大きなメリットがあります。
- 自然を直に感じられる
- 水がキレイ
- 生き物がたくさん
まず何より重要なのは自然を直に感じられるということです。川は天候によって水温も水かさも流れの速さも違います。こうした自然の当たり前を肌で感じておくことは、子どもにとっておおきな財産になるでしょう。
また上流の方に行くと水がとにかくきれいです。水が本当に青色だったり、ダム付近では緑色だったりするため、その美しさに心奪われること間違いありません。
そして川にはたくさんの生き物が生息しています。川底の石をどければカニがいるし、目に見える小魚は手ですくうことも可能です。自分で捕まえた生き物を自宅に持ち帰れば、愛情をもって育てるようになるでしょう。
思い出に残る花火
また定番中の定番である「花火」もぜひおすすめです。
理由はかんたん。キャンプ場の夜という真っ暗な場所で見た美しい花火は、子どもの思い出に深く残るからです。
自分が子どものころにやった花火はよく覚えているし、子どもが絵日記に書いたのも花火の風景でした。できる季節も場所も限られている遊びなので、ぜひキャンプ場で花火を経験してほしいと思います。
ただ、花火は危険な遊びでもあります。キャンプ場のルールやマナーをよく守って遊ぶことを教えてあげてください。
挑戦してほしい新しい遊び
オススメの遊び①大人も夢中になれるスラックライン
1つ目は「スラックライン」です。聞き慣れない人も多いかと思いますが、かんたんにいうとアウトドアで行う綱渡り遊びです。専用のスラックラインキットが必要になります。
構造はとっても単純で2本の木の間に幅5cmのラインを渡し、ラチェットと呼ばれる金具によって締めていきます。このラインの上でバランスをとったり、歩いたりしながら楽しみます。
かんたんそうに見えますが、これがとっても難しい!だからこそ大人も子どもも夢中になれる遊びです。3,000円程度から購入できるので、ぜひ家族でやってみると面白いですよ。
ちなみに僕も今まで10回程度はやりましたが、未だに立てたこともありません(汗)
木の間にラインを渡すので、気付かずに足をひっかける人がいると大変危険です。その場を離れる場合は、必ずラインを緩めてから離れるようにしましょう。
オススメの遊び②単純だからおもしろいティキトス
2つ目は「ティキトス」です。この遊びも日本に入ってきてからまだ5年程度と新しい遊びなので、聞き慣れない人も多いかと思います。
かんたんにいうと、吊り下げられた輪っかをぶらぶら揺らして、離れた所にあるフックにひっかけるという遊びです。下の動画を見てもらうと、イメージがつかめると思います。
単純な遊びなのですが、これがめちゃくちゃおもしろい!大人も子どももまったく関係ありません。とにかく輪っかにいれるだけです。
僕が使っているのが上の画像のものです。これをキャンプ場の木にゴムバンドでとめて遊びます。
キャンプイベントに参加したときに、芸人のタケトさんと一緒に作らせていただいたものです。板、輪っか、フック、ひもさえあれば、かんたんにDIYできるでしょう。
ちなみにわが家では100均の木材と金具で、ティキトス用のバーを作成してあります。これがあればキャンプ場に丁度いい木がなくても、また家の中でいつでもティキトスが楽しめます。
生活の営みもキャンプに来れば遊びの1つ
キャンプなら料理も立派な遊び
「料理」もキャンプに行けば、立派な遊びになります。
メニューは何でもOKです。自分たちの手で苦労して作った料理なら、ありがたみも美味しさも格別なものになるでしょう。
ちなみにわが家が今までにやった中で一番盛り上がった料理は「流しそうめん」です。(料理ではないかもしれませんが・・・)
一番味に感動した料理は「パン」です。いつも買って食べるものはまったく別物に感じること間違いありません。
冒険心をくすぐる焚き火
キャンプでは外せない「焚き火」も子どもたちにとっては、ちょっと危険で冒険心がくすぐられる遊びです。
特に男の子なんかは、火を扱うことが大好きです。一度焚き火を経験すれば、火の危うさとともにその暖かさや便利さを実感せずにはいられないでしょう。
着火はなかなかやらせられなくても、小枝を集めたり、子どもにうちわであおがせたりは安心してやらせられます。
きっと子どもの大きな成長を見られるはずです。ぜひ親子で挑戦してみてください。
寒い季節に試してほしい天体観測
空気の澄んだ寒い季節にオススメなのが「天体観測」です。
山のキャンプ場はもちろん、周囲に明かりがない海や湖のキャンプ場でも星が驚くほどキレイに見えます。星座に詳しくなくても、ぜひぼーっと星空を眺めながらゆっくりと家族で話をしてみてください。
ちなみに星座について知りたいという方は、「星座盤」というアプリを使うと便利です。星空にスマホを向けると、方角と高さに合わせて見える星座を知ることができます。
キャンプ場で遊ぶときに気を付けること
キャンプ場で子どもに「自由に遊ばせること」は、「放置すること」とは違います。大きなケガにつながることがないように、常に気を配っておく必要があります。
危険な場所に気を付ける
キャンプ場は基本的には自然が多く、危険な場所が多いという認識を持ちましょう。
不用意に森の中に入れば、自分の場所が分からなくなって戻れなくなる可能性もあります。また特に夜の水辺は、何かあっても気づきにくく大変危険です。
また忘れがちなのがキャンプ場内の車道です。時間帯によっては車の往来が激しくなり、大変危険です。
キャンプ場に着いたら、初めに充分に話し合い「サイトから離れるときは必ず親と行動する」「道路では遊ばない」などルールを決めておくといいでしょう。
ルールやマナーを守る
キャンプ場には利用のルールがあります。
特に遊んでいい場所、道具、花火の可不可、ゴミの捨て方については必ず確認してから遊ぶようにしましょう。
またキャンプには利用者が気持ちよくすごすための、独特のマナーも存在します。
例えば「夜22時以降は静かにすごす」「他人のサイトは横断しない」「夜中にする車のドアの開閉は最小限にする」などがそうですね。
特に子どもはこうしたマナーがあることを知らないので、忘れずに伝えてあげましょう。
危ない生物に気を付ける
キャンプ場は自然豊かな場所が多く、いろいろな危険生物がでることがあるので、充分気を付けましょう。
例えば、ヘビやハチなど。ブヨに刺されて足が腫れてしまった経験がある人も多いのではないでしょうか。
もし見かけた時はできるだけ刺激しないのはもちろん、あらかじめ長袖長ズボンで生活したり、ポイズンリムーバー、虫よけを用意しておく等の準備をしたりしておくことが重要です。
まとめ
本記事ではキャンプ場でおすすめの遊びについて紹介してきました。
キャンプでは普段できないような、様々な遊びが経験できます。子どもと一緒にぜひ大人も遊びを楽しみましょう!
また遊ぶときは「くれぐれも口の出しすぎ」には注意です。
のびのびと遊ぶ中で子ども自主性は大きく育ちます。小さな失敗は大目に見つつ、大きな失敗をしないようぜひ子どものことを見守ってあげてください。
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