バウルーのホットサンドメーカーを徹底レビュー!気軽にホットサンドを楽しもう!

バウルーのホットサンドメーカーを徹底レビュー!気軽にホットサンドを楽しもう!

直火を使って気軽にホットサンドを作ることができる、ホットサンドメーカーをご存知でしょうか?

使いかたはシンプル!ホットサンドメーカーに、ごく普通の食パンと具材をはさんで焼くだけで、外はカリカリ、中身はふっくらアツアツのホットサンドのできあがりです。

キャンプにも、朝食にも、子供のおやつ作りにもおすすめなのがホットサンドメーカーです!

今回はホットサンドメーカーの元祖である、BowLoo(以下バウルー)のバウルーダブルをご紹介いたします。

バウルーダブルの仕様

サイズ幅14.2cm×長さ35cm×厚さ3.7cm
材質本体:アルミ合金 取っ手:ステンレス、フェノール樹脂
内側加工フッ素樹脂加工
製造日本

バウルーからは中央にしきりがあるバウルーダブル、中央にしきりがないバウルーシングル、ワッフルを作るためのワッフルトースターの3種類のホットサンドメーカーが販売されています。

私の場合、シングルかダブルのどちらを購入しようか悩みましたが、ダブルを購入して、長年愛用しています!理由は単純にデザインがかっこ良かったからです!

実際に比べたことはありませんが、シングルよりもダブルのほうがホットサンドがカリカリに仕上がるそうですよ。

バウルーの歴史とは?

バウルーのホットサンドメーカーは40年以上も前から国内で販売されています。その名前の由来はブラジルのサンパウロのバウルー村にあります。

「その昔、バウルー村出身の青年が、学生寮でこの器具を使って、美味しくパンを焼いて食べていたことから、誰からともなく広まり、今ではバウルーというとホットサンドやそれを作るための器具を意味するようになりました」

(取扱説明書より引用、一部要約

ブラジルではホットサンドは定番の料理のようですね。

バウルー社の初代社長だった方が、旅行先のブラジルで、バウルーのホットサンドメーカーの原型をお土産として持ち帰りました。

そのホットサンドメーカーの原型を、金属加工の町、新潟県燕三条市にある田巻金属株式会社に生産を依頼したところから、バウルーの国内生産が始まったようです。

現在でもmade in Japanにこだわり、当時とほぼ同じデザインで製造されています。

バウルーのホットサンドメーカーは愛用者が多く、息の長い製品です。愛用者のことを「バウラー」とも呼びますよ。

長く使われてきた実績があるので、製品として信頼できますね!

バウルーダブルをこまかく見てみましょう

ハンドル部分

ハンドル部分は取っ手がフェノール樹脂で加工されています。取っ手の上部の裏表にわずかな凹みがあります。凹みのおかげで、指が引っかかるので、握りやすいですね。

重さも約420gと、ホットサンドメーカーの中では軽量な部類です。女性でも片手で楽に扱えますよ。

ハンドル部の先端には、ワンタッチで開閉できるロックがついています。バウルーダブルを裏返しにしたり、誤って落としてしまった場合も、かってに開くことがありません。中身が外に飛びだすことがないので、安心して使えます。

本体部分を開いてみる

本体部分を開いてみましょう。本体上側はいっぱいまで開いても、90度以上は開きません。開いて調理の準備をする場合、小さな机の上でも準備ができます。場所をとらないのがいいですね。

本体内側の加工

本体部分はアルミ製です。アルミは熱の伝導率が良い素材なので、弱火で調理した場合も、驚くほどよくパンが焼けます。

本体内側にはフッ素樹脂加工が施されています。

フッ素樹脂加工とは、フライパンの表面でよく見かける加工です。食材のこびりつきと焦げつきを防止する役割があります。

使用後にはさっとスポンジで拭き取れば、汚れが落ちます。台所用の中性洗剤を使って洗うことができるので、メンテナンスが簡単です。加工がはがれてしまうので、たわしでゴシゴシこするのは、やめておきましょう。

バウルーダブルは内側にしきりがあります。左右に別の食材をおけば、一度に2種類のホットサンドを楽しめます。出来上がったホットサンドは中央に割れ目が入るので、手でちぎりやすいです。

ただ、出来上がったばかりのホットサンドはとても熱いので、ナイフや調理用バサミでカットするのをおすすめします。

レトロな見た目の愛らしいデザイン

本体の表面には、おしゃれな字体でBowLooと刻印されています。40年以上、ほとんど仕様が変わっていないこともあり、どこか懐かしい、レトロなデザインです。

ハンドル部にもかわいいアヒルのマークといっしょに、made in Japanと刻印されています。小さなワンポイントがうれしいですね!

厚みがないので収納がしやすい

厚さが3.7cmなので、場所をとらずに収納できます。バックパックのすき間に入れて持ち出すこともできますね。ロック部分にカラビナをつければ、バックパックの外側にぶら下げることもできますよ。

バウルーダブルの使い方

本体内側に材料を置いてプレスする

ハンドルのロックを解除し、バウルーダブルを開きます。本体内側にパンを1枚おき、その上に具材をのせます。

さらにもう1枚パンをのせて具材をはさみます。本体の枠の内側に収まるようにパンを置いてくださいね。

パンを2枚と具材を置いたら、上蓋を閉じてプレスします。中身がこぼれていないか、様子をうかがいながらプレスしましょう。

プレスができたら、ハンドル部にロックをかけます。

使用するパンは8枚切りの食パンがおすすめですが、6枚切りでも大丈夫です。6枚切りを使う場合は具材を多くすると、本体から具材がはみ出しやすくなるので、注意が必要です。

2枚のパンの片面にバターをぬり、バターを塗った面を外側にして調理すれば、出来上がりが、より香ばしくなります!本体をあけたとたんにバターの香りがフワッとして食欲がそそられますよ!

バーナーで焼けば、あっという間にできあがり!

バーナーを弱火~中火にして、バーナーの上にバウルーダブルをのせます。

片面を1~2分焼いたら、裏返しにして、裏面も1~2分焼いてください。

たったこれだけで美味しいホットサンドのできあがりです!

続けてもう1つホットサンドを作る場合は、バウルーダブルが高温になっているので、1回目よりも焼き上がりがはやくなります。気をつけないと、すぐに焦げてしまいます。バーナーの前から離れずに、こまめに中身を確認したほうがいいですよ。

おすすめのレシピ

私がよく作るレシピをご紹介します。

コンビニのごぼうサラダとペッパービーフを使ったお手軽ホットサンド

コンビニで購入したごぼうサラダとペッパービーフをはさんで、焼くだけのお手軽ホットサンドです。下準備が不要なので、撤収が控えているキャンプ最終日の朝など、時間がおしい時におすすめです。ごぼうのシャキシャキした触感とパンが良く合うので、美味しいですよ!

子供も喜ぶ、チョコバナナホットサンド

バナナとチョコの相性がいいのは皆さんご存知ですよね?半分に切ったバナナと板チョコを入れて焼いたホットサンドです。わが家では子供のおやつに大人気です!

シナモンをふりかけたり、マシュマロを一緒に入れても美味しいですよ。

冷凍の小籠包を焼く

バウルダブルを使って、ホットサンド以外の調理もできます。

ごま油をたっぷり本体の内側にひき、冷凍されたままの小籠包を並べます。極弱火で片面3~4分づつ焼いてください。

外の皮はパリパリ、中身のスープがジューシーな美味しい小籠包ができあがります。蒸したものとはまた違った食感を味わえますよ!

おわりに

レトロなデザインとその使い勝手の良さから、愛用者が多いホットサンドメーカー、バウルーダブルの魅力がご理解いただけましたか?

調理方法は、はさんで焼くだけ!誰でも気軽に、外はカリカリ、中はふっくらの美味しいホットサンドが楽しめます。キャンプはもちろんのこと、日常使いにもおすすめの逸品です!

ホットサンドメーカーを使った調理はアイデア次第で無限の可能性があります。バウラーの方々がweb上でもたくさんのレシピを公開しているので、バウルーダブルを手に入れたら、いろいろなホットサンドにトライしてくださいね。